ガス機器使用時の注意点について

ガス機器使用時は、換気(給気と排気)をしましょう

ご注意

ガスが燃えるには新鮮な空気が必要です。換気(給気と排気)が不十分な状態でガス機器を使用すると、酸素が不足して、不完全な燃焼となり、有毒な一酸化炭素(CO)が発生し、中毒となるおそれがあります。


キッチンで
コンロや小型湯沸器をお使いになる時は、必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気しましょう。小型湯沸器は安全装置が付いていても必ず換気しましょう。コンロや小型湯沸器が使用中に止まったら再点火をくり返さず点検修理をお申込みください。


お部屋で
ファンヒーターをお使いになる時は1時間に1~2回程度、新鮮な空気に入れ替えましょう。


換気扇が汚れていると換気の能力が低下します。換気扇を定期的に点検・清掃してください。

ガスの使用にともなう人身被害は、一酸化炭素(CO)中毒事故の割合が高い!

ガスが燃えるには新鮮な空気が必要です。しかし、閉めきった室内で換気扇も回さずにガスを使用していると、燃焼するための酸素が不足して、不完全な燃焼状態となり、有害な一酸化炭素(CO)が発生する可能性があります。これが事故発生の大きな原因のひとつになっています。

(経済産業省/平成19年~23年消費段階の事故発生状況等より)

一酸化炭素(CO)は無色・無臭 知らないうちに吸い込んで、死にいたることも・・・

  • 一酸化炭素(CO)は、無色・無臭。気づきにくく、毒性は強力で、少量の吸引でも危険です。
  • 軽い中毒症状は頭痛・吐き気など、風邪ににていますが、手足がしびれて動けなくなることがあります。
  • 重症になると、脳細胞を破壊したり、意識不明になったり、死亡にいたることもあります。

空気中の一酸化炭素濃度(CO(%))と吸引時間による中毒症状

CO(%) 吸引時間による中毒症状
0.04 1~2時間で前頭痛や吐き気、2.5~3.5時間で後頭痛がします。
0.16 20分で頭痛・めまい・吐き気、2時間で死亡
0.32 5~10分で頭痛・めまい、30分で死亡
1.28 1~3分で死亡

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